Global Leadership Program-I
グローバルリーダー育成プログラム-I
お知らせ
- 2024.12.18
- Global Experiencesと奨学金に関するウェブページを公開しました
- 2024.09.04
- 9月3日に学生向け説明会を実施しました。アーカイブへのリンクはUTASにて掲載しています。
- 2024.08.26
- グローバルリーダー育成プログラム-Iのウェブサイト(本サイト)を公開しました。
グローバルリーダー育成プログラム-Iとは
東京大学グローバルリーダー育成プログラム-I(GLP-I)
東京大学グローバルリーダー育成プログラム(GLP)は、相互に連関する多様な学びを通して、次世代のグローバルリーダーを育成し、より良い社会の構築を目指します。GLP-Iは、東京大学のすべての学部学生に開かれたプログラムです。リーダシップ・スキルやグローバルに活躍するキャリアに関心ある学生の参加を歓迎します。GLPでは、21世紀のグローバルな課題に取り組む際に求められる、多様性(ダイバーシティ)と包摂性(インクルージョン)の観点と、分野を超えた問題解決志向のアプローチを重視しています。
プログラムの構成
グローバルリーダー育成プログラム-I (GLP-I) の修了には、6つの要素を修了する必要があります。- Global Leadership Course (GLC-I:リーダーシップ基礎)
- 選択コースのうち学生自身が選ぶ2つ
- Global Capstone
- 学生自身が選ぶGlobal Experience
- Global Leadership Summit

GLP-Iへの参加方法・各要素の認定について
参加方法
GLP-Iでは、プログラム自体への参加申請等を特定の時期に行う事はありません。カリキュラムの各要素を学生自身で履修・参加することで修了します。多くの要素は、学部後期課程、または学部前期課程の最終セメスターから参加できます。学部前期課程の1年生及び最終セメスターに在籍していない2年生は、Global Experiences以外の各要素に参加する事はできません。
多くの要素はどの順番でも参加する事ができますが、第一ステップとしてお勧めするのは、必須要素の一つである「グローバルリーダー育成プログラム科目(GLC-I:リーダーシップ基礎)/ Global Leadership Course (GLC-I: Leadership Foundation)」を履修することです。履修するためには、各セメスター開始前に、シラバスに記載されている所定のフォームから事前登録が必要となります。
各構成要素の認定
既に履修したグローバル教養科目(GLA)やUTokyo Global Unit Courses(GUC)なども、GLP-Iの修了のための認定に用いることができます。認定申請は、グローバルリーダー育成プログラム科目(GLC-I:リーダーシップ基礎)を履修すると利用可能になるGLP-I専用のフォームから、GLC-Iの単位取得後に可能になります。
Global Experiencesと奨学金について
GLP-Iでは、各要素の修了状況に応じて、Global Experiences参加のための奨学金を最大2 回支給します。Global Experiencesと奨学金については、以下のウェブページをご覧ください。
カリキュラム
コアとなるカリキュラム (必須要素)
GLP-Iの必須要素は、以下の一覧です。概要 | 登録方法 | |
---|---|---|
グローバルリーダー育成プログラム科目 (GLC-I:リーダーシップ基礎)
|
「グローバルリーダー育成プログラム科目(GLC-I:リーダーシップ基礎)」では、共感力を兼ね備えたグローバルなリーダーと、多様性のあるチームで力を発揮するコラボレーションに必要な基本的能力を身につけます。 Minerva Projectとの協働により、すべてのグローバルリーダー育成プログラム科目は、ミネルバ大学が開発したオンライン学習プラットフォーム“Forum”を用いてアクティブラーニング形式で提供されます。 | UTASのシラバスに記載されている期日(通常は初回授業の7-10日前)までにMicrosoft Formから事前履修登録が必要です。それに加え、所属学部等の履修登録期間中にUTASからも履修登録してください。 事前履修登録フォームは、各セメスター開始約1か月前に公開されるUTASのシラバスから確認してください。 |
Global Capstone |
Global Capstoneは1セメスターにわたって行われる、学生主導型のプロジェクトです。学生は、リーダーシップ、チームワーク、包摂性や多様性の理念を、SDGsに関する調査・探求活動に応用しながら、Global Experiencesの計画を策定します。参加学生は対面(3回を予定)・オンライン(2回を予定)での担当教員からのメンタリングや、学生間の相互学習を活用する機会があります。
具体的には、学生は以下の活動に取り組みます。 (1) SDGs に関わる”Academic Investigation” (2) Global Experiences の計画 (3) Global Leadership Portfolioの作成 Capstoneの修了後、Global Experiencesへの奨学金(1)が受給可能になります。 |
GLC-Iの単位を取得した学生が参加可能です。 |
Global Leadership Summit |
Global Leadership Summitは、グローバルリーダー育成プログラム-I(GLP-I)を通じて学んだ成果を発表する機会です。5月・10月の2回実施され、学生、過去のプログラム参加者、メンター教員、教職員、寄付企業の関係者、その他の協力者を含むGLP関係者全員で、GLP-Iを通じての学びを分かち合います。
学生は、グローバル・イシューやSDGsについて学んだ事、Global Experienxesを通してどのように学んだかを発表し、Global Leaderとしてのビジョンを発信します。 |
Global Capstoneを修了した学生が参加可能です。 |
Global Experiences |
学生は、取り組むGlobal Experiecesを選択、もしくは各自で計画します。多くの学生が、Capstoneを通して自身のGlobal Experiencesの計画を策定します。
・グローバル教育センター(GlobE)が提供する短期海外留学プログラム Global Experiencesとして認定されるプログラムの例: ・全学交換留学(USTEP) ・所属学部等が提供する留学プログラム ・海外機関が提供するプログラムのリストから選ぶもの ・キャップストーンを通して学生自身が計画した海外経験など |
詳細は、こちらのページをご覧ください。 |
選択コース(2つを選択)
コアとなるカリキュラム(必須要素)に加え、以下のカテゴリーのうちいずれか2つを受講し、それぞれ2単位(GUCの場合は2グローバル・ユニット)以上を取得する必要があります。概要 | 登録方法 | |
---|---|---|
グローバルリーダー育成プログラム科目 (GLC-II) ![]() |
グローバルリーダー育成プログラム科目(GLC-II)には以下の3科目があります。多くの学生は、GLP-I修了のために、このうち1科目を履修します。取得した単位は、多くの学部で卒業要件の一部として認められます。 1. 複雑システム(Complex Systems) システム思考と複雑システムの理論に関連する概念を紹介します。課題として、社会・経済にわたるダイナミックなシステムを扱います。 2. 論理と説得(Logic and Persuasion) 論理的理由付け、偏見や誤謬のマネジメント、そして倫理などを主に扱います。課題は、社会的変革の推進に焦点を当てます。 3. イノベーティブな問題解決(Innovative Problem-Solving) 創造的な問題解決と合理的な意思決定について体系的なフレームワークを学びます。課題は複雑な課題を実際に解決する方法について考案します。 |
UTASのシラバスに記載されている期日(通常は初回授業の7-10日前)までにMicrosoft Formから事前履修登録が必要です。それに加え、所属学部等の履修登録期間中にUTASからも履修登録してください。 事前履修登録フォームは、各セメスター開始約1か月前に公開されるUTASのシラバスから確認してください。 |
グローバル教養科目 (GLA) |
GLAは、持続可能な開発目標(SDGs)にフォーカスする学際的な内容の科目です。現代社会が直面する喫緊の課題(ジェンダー、ダイバーシティ、科学、健康、移民、貧困、AI、そしてグリーントランスフォーメーション(GX)など)を扱います。 詳細はGLAホームページでご確認いただけます。 |
所属学部等の履修登録期間中に、UTASから履修登録してください。 |
UTokyo Global Unit Courses (GUC) |
UTokyo Global Unit Coursesは、グローバル教育センター(GlobE)が東京大学で開催(対面またはオンライン)する海外の学生向けの短期受入プログラムです。世界中の優れた学生を対象に東京大学の教員が全て英語で行う講義を行うこのプログラムには東京大学の学生も参加できます。 詳細はGUCホームページでご確認いただけます。 |
コース内容や応募方法については、GUCのウェブページをご覧ください。 |